こんばんは。
16日のことですが、今年の初採集を行いました。
この時期この場所に訪れるのは、もう11年ぶりでしょうか。
かつて住んでいた所の街並みも大きく変化し、
2年前の春に訪れたときは、
お世話になったクヌギが切られていたのを確認。
非常に残念だったのですが、
再び関東に移り住んだ今、新たな木が樹液を出し、
虫達の餌場となっているのを確認できればと、
また1から開拓し始めました。
クヌギとコナラが沢山生えた林で、
往時とそう変わらないように思えましたが、
どのクヌギも虫の気配はなく、、、。
近くのサクラでこんなのを見つけたり、そのくらいでした。
しかし、全く気にも留めていなかったクヌギが切られ、
その一部ボロボロになった切り株の根元を見ると、
特有の糞が落ちていて、少し辺りを掘ると、、、。
かつて父と毎夏採集を行っていましたが、
その採りこぼしはしっかり命を繋いでいたようです。
この状態だと、カブトムシが沢山見られるのはもう少し先ですね。
有力なクヌギを見つけることは叶いませんでしたが、
コナラで樹液を出しているものを3本発見!
ヒントを教えてくれたのはスズメバチとチョウです。
うちの1本は明るい開けた場所に生えていたので、
写真を撮ってみました。
あぁ^~お久しぶりです。
越冬ものの小さな個体ですが、コクワの♂を発見。
しかし昼間ということもあり、これに次ぐ発見は、
薄暗い所に生えていたコナラの割れ目に、
今度は新成虫の大きなコクワ♂が挟まっていたのと、
非常に目につきやすく、写真など撮ろうと思えば、
場所を特定されかねないような所に生えていたコナラから、
シュワシュワ音を立てて樹液があふれ出している光景くらいでした。
ひとまずここは退散し、かつて住んでいた辺りや、
大型のアメリカザリガニが安定して採集できた場所を周り、
印旛沼周辺でウナギを食べて腹ごしらえ。
ついでに買い物を済ませ、日没を迎えました。
夜、あの場所はどうなっているのか気になり、再度立ち寄りました。
涼しい気温でしたが、もう蚊の襲来に遭いました。
払って避け、幸いにも刺されることはありませんでした。
次回からは虫除けと塗り薬は必須ですね~。
木に近づくと、シュワシュワ音がしました。
ヨツボシケシキスイや小さなアリが群がっていましたが、
今度はピカピカの大きなコクワがペアで付いていたり、
越冬ものも混在していましたが、昼より多くの個体を見られました。
そろそろノコなども混じってきそうだなと、ワクワクが増しました。
あの大きな割れ目に大物が入るようになればという期待も、、、。
この地域でも、オオクワの生息は確認されているからです。
関東では地道な樹液採集により、毎年僅かながら採集例があります。
千葉の難易度は非常に高いですが、
それでも神奈川、東京、埼玉よりは条件が良さそうですね。
懐かしさと興奮を胸に、また90km近く離れた今の家に戻りました。
遠いのでたまに行くくらいにして、
北関東での開拓を進めなければ、、、。
本日の話ですが、
職場の同期からクワガタの轢死体を発見したという情報が。
職場や現在の家の辺りは主に麦畑ですが、
もとは全て雑木林だったのか、ポツポツとクヌギの多い林があります。
そこが発生源のようで、カブトムシとコクワはよく見られるそうです。
山陰時代よりも、身近に濃いスポットがあることになりますが、
こちらにおけるヒラタは非常にレアですので、
ちょこっと出かけても極普通種との遊びが日課になりそうです。